院長紹介

院長紹介

三好力。

私は19歳の時に失明し、盲学校の理療科して鍼灸マッサージの資格を取得しました。
東洋はり医学会北大阪支部(現 関西支部)に入会、東京本部の勉強会にも通い、経絡治療家になると決心し、学ぶことは真似ること、継続こそ力なりの精神でやってきました。
しかし、それは決して自分ひとりの力ではなく、周りの多くの人たちの支えがあって続けることができました。

私は生後二か月ごろ、眼医者に行くと先天性緑内障ということで即手術、将来は失明すると言われました。
手術、投薬、レーザーと現代医学の治療を繰り返しましたが、結局私の失明は防げませんでした。
本会の経絡治療を早い時期に施せば、失明までいかなかったと堅く信じています。
自分のような子が来院したら、治せる治療家になるのが私の課題です。
一生をかけられる仕事に巡り合い、鍼専門としてやっていられるのも、宮脇先生(現 名誉支部長)を始め、東洋はり医学会を守ってこられた諸先生、諸先輩方のおかげだと心より感謝しています。